メール お礼 英語
日本人は感情表現が苦手だとか、欧米人の感情の表現の仕方はすごい、などといったことをよく耳にしますが、それは、メールなどの文章でも同じような気がします。
お礼のメールは、こちらがうれしく思っているということを、相手に伝えなければなりません。
それを相手に十分に伝えるためには、日本人にとっては、少し大げさかな?と思うくらいの表現をしてもよいのではないでしょうか。
ただ、「○○ありがとう」というよりも、うれしく思っている物や事柄に、「素晴らしい」、「素敵な」、「とてもきれいな」、「すごい」、「最高の」、などといった形容詞をつけると、気持ちが伝わりやすいと思います。
日本人は、直接的な表現を控える傾向にあるようですので、喜びが伝わるような形容詞を思い切ってどんどんつけていきましょう。
また、日本人は、感謝すればするほど、その気持ちを文章にする際には、丁寧な言い回しを使いたくなることが多いように感じます。
しかし、英語では丁寧な言い方をすればするほど、丁寧すぎて嫌味な印象を与えてしまう場合もあります。
相手との関係性や状況に応じて使い分ける必要はありますが、日本人からするとややくだけ過ぎるかなと感じるくらいで、ちょうどよいくらいなのだと思います。
「お忙しい中」、「十分なご配慮をいただき」、「本来であれば拝顔のうえ、お礼を申し上げるべきところ」などの丁寧さは、英語ではあまり求められておらず、「とてもうれしい」、「すごく感謝している」、「ありがとう!」という気持ちを前面に押し出した文章が必要とされているようです。
うれしい感情は十分に表現しつつ、文章はできるだけ簡潔にすることが、英文では一番気持ちが伝わるのではないでしょうか。
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